損をさせないと思わせること

こんにちは。

ピュアリンク代表です。

 

ライブチャットの仕事をする女性が最も悩まされるのが、待機時間です。

先日この記事でも話をしました。

ライブチャットで女性の待機が続く理由

 

その記事でも言いましたが、待機時間というのは、物色中の時間です。

男性が誰にしようか思案している時間ですね。この待機時間を究極的にはゼロにすることが、チャットレディが効率的に稼ぐための一つの基準になります。

「ゼロなんて無理です」

と思っている人もいると思いますが、心配要りません。

僕が待機時間をゼロにする方法を徹底的に教えますから(笑)

限りなくゼロに近づけることはできます。

 

これは、ライブチャットの仕事では至上命題みたいになっています。

誰もがその方法を探っているんです。

みんなあの手この手で、どうやったら待機時間を減らせるかを考えているんです。

 

これはライブチャットに限らず、商売をやっていると嫌でもぶち当たる壁です。

どうしても売れない商品、棚に残ったままになる商品が出てくるんです。

それをどうやって買ってもらうかを考えるのが商売です。

 

これはセンスだと思っている人もいるんですが、違いますよ。

センスじゃありません。

ああ、厳密にいうとセンスというのはアリかもしれません。ただし少なくとも、先天的な才能によるセンスではありません。

磨けるんですよ、努力次第で。

 

あなたも、努力次第で売れるようになるんです。

これが面白いところですよね。

 

女性が待機している時間は、男性が物色している時間だと言いました。

これは商品が並んでいて、どれを買おうかとお客様が思案しているのと同じです。

 

ここで色んなアプローチがあるんですが、今回はその一つを言いますね。

たくさんあります。その中の一つです。

 

人間は、何か買い物をするとき、欲しいものを見つけたら何の躊躇もなく購買を決定したりしません。

分かりますか。

 

あなたがバッグの店に入って、すごく物欲を刺激する商品を見つけたとします。

あなたは衝動的にそれを手にとって、次の瞬間レジを済ませていた、というような経験を持っているでしょうか。

 

多分持っていませんよね。

持っていないと思うんです。そういう人もいるかもしれませんが、多くはありません。

 

大抵の人は、どんなにそれが欲しくても躊躇します。

欲しいんですよ、ものすごく。今すぐにでも買いたいと思っているわけです。

でも簡単には決断できないんです。

それはなぜだと思いますか。

 

これに一発で答えられた人は、相当に商才があります。

 

買物で購買を躊躇してしまう原因は、「損をしたくない」という感情が働くからです。

色々考えるんです。

たとえば先ほどのバッグだと、

  • 買ったけど、持っている服と合わなかったらどうしよう
  • 前にも同じようなものを持っていたかもしれない。かぶったらどうしよう
  • あんまりものが入らなくてお蔵入りになったらどうしよう
  • 他にもっといいものを見つけたらどうしよう

こんな感じで、考えるんです。

ぐるんぐるん考えるんです。脳みそフル回転で考えているんです。

 

ここで出てくる「どうしよう」は、言い換えると、「損したら嫌だな」ということです。

欲しくて買ったんですが、それによって将来損をするかもしれないことを無意識に怖れているんです。

これはどんな買物にも当てはまります。

 

特にその商品が高額な場合は、顕著にこれが表れます。

車を買うときに、多くの人は失敗したくないと考えながら選びます。だから慎重になるんです。

 

ライブチャットの場合どうでしょうか。

ライブチャットというのは、男性の視点から言うと、はっきり言ってかなり贅沢な遊びです。

どうかすると、1時間で1万円が飛んでいくんですよね。すごい遊びです(笑)

 

つまり彼らは、待機中の女性を物色しながら、「損したくない」「失敗したくない」と思っているわけです。

 

もしかするとこんなことをわざわざ説明しているサイトはないかもしれません。

あなたはこれをちゃんと理解しているだけでも、他の女性よりもはるかに有利に立ち回れるようになります。

どうやったらその不安を解消させることができるか。

これをちょっとでも考えることができたら、あなたの待機時間は劇的に減っていきます。

 

多くの人は、「私と話したら楽しいよ」というアプローチで攻めていきます。

これはこれでありますが、特徴が出ません。

そうじゃなくて、男性は損をしたくないんです。お客様は、買物で失敗をしたくないんです。まず、この不安を解消させたいという気持ちを持てるようになってください。

 

「私と話したら絶対損はさせませんよ」と言った方が、食いつきがよくなるんです。

買物に保証を求める人が多いことからも分かります。

 

「損をしない」と思ってもらうにはどうしたらいいかを考えるのが、待機時間の間の演出ですよね。

待機時間の演出を見て、「この女性は失敗なさそうだ」と思わせる何かが欲しいわけです。

これをうまく考えてみてください。

 

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コメント

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  • コメント (4)
    • あいこ
    • 2017年 2月 21日

    最新の記事と繋がりました。

    待機時間をいかに減らすかということ。
    待機時間をゼロにすること。

    だけど、新しい記事では、待機時間をただの待機時間と思う人は伸びないと。実験の時間であり、こういう時期があるのだと割りきって覚悟し、乗り越えなければ、本当の意味では成功しない(だいたいそんな感じ)、どんな仕事でもそれは同じなのだと書いてありました。

    だから、この記事だけ読むと矛盾している気がします。
    待機時間=減らせば減らすほどいいもの、と読み方によってはとらえられるからです。
    しかし、他の記事では真逆のことを言っているようにも読める。ここをどう考えるかだと思いました。

    • あいこ
    • 2017年 2月 21日

    「節約」って言葉を思い出しました。

    私たちは普段、何とかして出を減らそうと画策します。日常的な買い物でもそうですし、大きな贅沢な買い物なら慎重になります。
    しかし、売る側の立場になると、自分が利益を出すことを考えるのは当然ですし、お金を払うという感覚が消費者のそれと離れていく気がします。あくまで私の感覚なのですが。何て言うか、商品が商品としてしか見えなくなるというか。カフェでアルバイトしていたときに思いました。コーヒーが日常、ありきたりなものになり、特別なものでなくなっていきます。

    だから、いかに商品が魅力的かという部分に力を注ぎがちになります。だけど、消費者の目線には「魅力的な商品がほしい」という感情とは別の、「損をしたくない=無駄な出費はしたくない」という違うベクトルの感覚があるんですね。

    どんな仕事をしていても、絶対に越えるべき壁かあり、販売なら売れ残り商品の処理で、チャットレディならば待機時間を減らすことなら、他にはどんな応用があるでしょう。きっと、業界それぞれにあるのだと思います。

    節約の話に戻ると、男性がどうやってお金を使うかの他にもありますね。
    新規のお客さんを獲得することの大切さを説かれますが、同時に既存のお客さんに難度もコンタクトを取るよう、書かれていますよね。
    これはまさに、「節約」と同じ考えですね。男性を物やお金に例えるつもりはないのですが、闇雲に数打ちゃ当たる方式だけでなく、まずは既存のお客さんの出を減らすことも大事なのかもしれないと思いました。

    • たんたん
    • 2017年 7月 20日

    お客様は「商品」を買っているのではない、
    この商品を買うと今より自分の生活が良くなるかもという「期待」を買っている。

    お客様の持つ漠然とした期待をより具体的な期待にしてあげれば、その商品は売り込まなくても勝手に売れていく

    どこかからの受け売りですが、このフレーズを思い出しました。

    • あいこ
    • 2017年 8月 21日

    「損をしたくない」考えてみれば、世の中これが根底に色々なサービスが作られてるんだと思いました。

    聞いたことがあるのが、フリー作戦というものです。
    商品のサービスをまず、無料でユーザーに使わせます。無料なので、ユーザーの方も損する恐れがないので、迷わず手を出します。そしてどんどん進めて……肝心のところが有料に切り替わる。その頃にはユーザーは、商品の魅力を知っているため撤退できなくなる。結果、一部の人はそのまま料金を払う方向に舵を切ると……こんな話だったような。

    違ったらすいません汗
    なんか、通じるものがあるなと思いました。

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