月収50万を越えると見えてくる世界(3)
こんにちは。
こちらの記事の続きです。
結構このシリーズが好評なので、もう少し書き続けることにしますね。
現在、日本人は、手取り月収20万円くらいのラインが一つの生活基準になっています。
手取り月収20万円もあれば、十分だと思っている人も多いんです。
僕は前回の記事で、月収50万円くらいはあった方がいいと書きました。
ところが月収50万円をリアルに想像できる人はあまりいません。
なぜなら、月収50万円を超えている人はそうそういないからです。
一部上場企業の正社員ですら、手取り月収30万円台後半になるのは、結構後になってからです。10年くらい勤務してやっと到達するようなレベルです。
アルバイトや派遣社員をやっていたら、さらに到達は難しくなりますよね。
そういう状況にあって、ライブチャットという仕事は、月収50万円を比較的簡単にクリアできる数少ない仕事です。
男性でも月収50万円を達成するのはかなり大変なんです。
肉体労働や長時間残業を駆使して、ようやく辿り着くような領域です。
男女平等とは言っても、現実問題として女性がこの月収50万円を達成できる仕事はそこまで多くありません。
こんなサイトを見つけました。
看護師の収入についてです。これがすべてではありませんが、参考にはなりますよね。
看護師というのは、相当に高給取りになる職業の代表です。
その看護師でも、サイトを見る限りでは、月収50万円をクリアしている人はほとんどいません。
ライブチャットは、月収50万円というのは、一つの基準でしかありません。
最高月収ではないんです。
多くの人は、月収50万円という収入を、怖いと思っています。
経験したことのない額の収入に恐怖を感じるんです。僕もかつてそうでした。
50万円ももらったら何か罰が当たるんじゃないか、みたいなことを考えるんです。
月収50万円になると、何が変わるのか。その話をしていきますね。
これはかなり興味を持っている人がいるはずです。
色々あるんですが、僕やピュアリンクでライブチャットの仕事をしている女性に聞いてみて真っ先に出てくるのが、親孝行ができることです。
「はあ?」
と思うかもしれません。
こういう話を真面目に説明してくれる人がなかなかいないので、聞けないんです。
お金があると、「食事に困らない」とか、「生活が楽しくなる」とか、「遊ぶ時間が増える」とか、「好きなものを好きなだけ変える」とか、物欲に関する話がとにかく出てきます。
だいたいお金儲けの本やサイトを見ていても、お金を得て、手に入れられる未来像は、物欲の達成だったりします。
確かにそういうのはあるんですが、もっと切実に悩んでいることがみんなあるんですよね。
日本人は特にそうです。
その代表的なものが、親孝行です。
僕は今までたくさん会って話を聞いてきましたが、日本人の女性は、とにかく優しいんです。あなたも多分そうです。
見た目からは分からなくても、実はお婆ちゃん思いだったりするわけです。
ところが、気持ちの上では毎年でも帰省して親孝行したいとか、子供のときに苦労をかけたからたまには旅行に連れていってあげたいとか、そういうことを思っているんです。でも、経済的な事情のせいでそれができないんです。
常に悩みの一つとしてこれがあるんです。
自分がまず楽になりたいという欲求ももちろんありますよ。でもそれと同じくらい、親を何とかしてあげたいとか、家族のために何かしたいと常に思っているんです。
月収50万円を超えてくると、これが躊躇なくできるようになります。
お金がかかる帰省も、時間の都合さえつけば、いつでも行けるようになります。
旅費の2~3万円というのは、月収20万円の生活から捻出するには相当にしんどい額です。
ところが月収50万円になると、余裕で出せます。
ちょっとランクを上げた交通手段を選択しても大丈夫なくらいです。
さらに、たとえば親が何か困っているとしますよね。
乗っていた車が壊れたとか、入院費がすぐに用意できなくて困っているとかです。
そういうことにも、あなたが月収50万円のステージに立っていたら、余裕で助けてあげられるんです。
この精神的な安定度は、心の豊かさにも繋がります。自分の稼いだお金で、他人を救うことができるラインなんです。
どうですか。少しずつイメージできてきたでしょうか。
次の記事以降でも、また続きを書いていきたいと思います。
サイトでも告知していますが、無料でメールマガジンを配信していますので、この手の話に興味がある場合は、ぜひチェックしてみてください。
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50万もらうなんて怖い、その感覚どんぴしゃです。
読んで驚きました。
まだまだ抜けていないようです。
お金の話だけじゃなくて、なにかをやってみて意外とクリアできてしまったとき、
「嘘だ、私にできるはずがない」
「これはきっとまぐれだ、次はダメに違いない」
こんな風に思ってしまう癖があることに気づき、悲しくなりました。
意識改革が必要です。
前回読んだときは、50万もらうなんて怖いの部分に共感していました。
今回は、後半の部分に共感しました。
親孝行したい、そうやって普段から明確に思っている訳ではありません。ですが、知らないうちに両親に対する負担は積もっています。こうしている今もです。
私は今、両親に養ってもらっている状況ですし、負い目があります。もちろん、これからそれを補って余りあるくらいのことをしたいと考えています。ですが、両親がどう思ってくれていたとしても、娘の私からしてみたら負担をかけ続けていることと同じです。楽をさせたいとか、食事に連れていってあげたいとか、旅行をプレゼントしたいとか、そういう段階の以前の話です。
これも、自分のレベルをどこに置くかで未来は変わるのだと思いました。今の自分に甘んじるのか、今は通過点と思うのか。もっと言えば、それをただの通過点に過ぎなくするか、求める未来にたどり着くための有意義なステップの一つにするか。
そうそう、親孝行の話この記事ね。(笑)
そうなんです。
50万円手に入るとする。嬉しい、そこまではいい。
問題は、入ってからどうするかだなと、最近気づきました。
再読するまではそこまで想像できてなかったです。
想像してみます。
銀行に記帳しに行き、なんと50万円が振り込まれています。
これは、まぎれもなく私が作り出したお金ですよと言われる。
どこまで実感が持てるかな。
怖くなるって感覚はやっぱりリアルだ。
お金を手に入れたいと思うこと、お金を稼ぐことは悪いことではないという感覚はKさんに教えてもらえても、なかなか拭い去れるものではないですね。
初めて20数万円を記帳しに行った時ですら、そうだったのですから。
きっと50万円なんて戸惑うでしょうね。なんかこう、考えが止まっちゃう気がするんですよね。
どこから手を付けたらいいかわからないんです。
最近稼げない病の記事で書かれていたことと同じかもしれないですね。
大気中にパニックで泣いてしまう。
あれを読んで、私はすごくわかる気がしました。
これは私の足を引っ張り続けている要素のひとつだと思うのですが、整理ができないのです。
何か一つしかできません。
そういう意味では、チャットはかなり鍛えられそうですね。
考えなければいけないことが山ほどある。もちろんどのお仕事でもそうなのでしょうけど、自分の人生について考えろと言われるところはなかなかない気がします。
>一部上場企業の正社員ですら、手取り月収30万円台後半になるのは、結構後になってからです。
しかも、その頃には家庭を持って、子供も生まれちゃったりしてと、ものすごくお金がかかったりするから、たぶん昇給のありがたみもそこまでなかったりするんでしょうね。想像ですが。
あとは付き合いも増えるし、部下や後輩の分も支払ってあげることが増えるし、と……リアルだ。
シリーズを読み直すまで、目先の利益に飼い慣らされて忘れかけてましたけど、やっぱり私が欲しいものはここにあるはずな気がする。