月収50万を越えると見えてくる世界(1)

こんばんは。
今回は、ちょっとあまり気持ちよく聞けないかもしれない話をします(笑)
お金の話ですね。
この写真を見るだけでも何か嫌らしいものだと感じたりするんです。
これがよくありません。
僕は普通に生活している女性の経済事情をかなりよく知っています。
日本に暮らしていて、疲弊している人は実は本当に多いんです。疲弊しているように見えなくても、実際はいつも火の車状態という人もたくさんいるんですよ。
あと、これは今回ではなくてまた別の機会に話をしようとおいますが、日本人女性の大半は、もはや貧困状態と言っていいくらいに深刻な状態になっています。
「えっ、私普通に食べることができていますけど?」
という人もいるでしょう。
でもよく考えてみてほしいんです。
一部の上場企業でバリバリ働いている女性や、実家暮らしでぬくぬくと守り育てられ続けている女性を除けば、毎月入ってくる給料の手取り額から、数万円だけをやっと自由に使えるというような生活をしているんです。
あなたはどうでしょうか。
ようするに、余裕がないんです。
食うために仕事をしていて、何とか食べることができている、日々の生活は何とかなっているというのは、裕福とは言いません。
よく考えたら当たり前ですよね。
何しろ手元にほとんど残らないんですから。
もうちょっと分かりやすい話をします。
あなたは、月収50万円の生活を想像できるでしょうか。
月収50万円です。毎月、50万円入ってくるわけです。
月収50万円というと、年収換算では600万円オーバーです。
どうですか。想像できますか。
日本人の平均年収の約2倍くらいだと思ってもらったらいいですね。
日本人の平均年収は350万円とも、400万円とも言われていますが、あれは大ウソです。
平均というのは当てにならないんです。
あなたの周りにいる友達を含めて、同世代の人に、400万円を超えている人はそこまで多くないはずです。
僕が知っている女性は、割合で言えば、手取り10万円台が一番多いです。
10万円台ですよ。10万円台。19万円くらいなのかもしれませんが、10万円台なのです。
20万円は突破していないんです。
月の手取りが20万円あったら、結構楽だと感じるくらいなんです。
「やった、今月は25万円以上手元に残るわ。ラッキー。これで何かおいしいもの食べに行こうかな」
めちゃくちゃリアルに想像できます(笑)
どうですか。あなたもそうかもしれません。
失礼かもしれませんが、あなたが現在この20万円くらいのラインで生活しているという前提で話をします。
この月収20万円くらいで生活しているの視点と、その倍以上ある月収50万円で生活している人の視点は、もちろん同じではありません。
実は僕も、かつて月収20万円くらいのところで何年も生活してきました。
だからよく分かるんです。
この月収20万円くらいの生活が普通になっていると、月収50万円というのが、途方もない世界に見えるんですよね。
いるんですよ。月収50万円稼いでいる女性もゴロゴロいるんです。
ゴロゴロいるんですが、あまりに現実離れしすぎているように見えて、実感が湧かないんです。
ちょっと長くなりそうなので、何回かに分けて書いていくことにしますね。
先に言っておくと、僕があなたに説明し続けているライブチャットの仕事というのは、この月収50万円の収入をコンスタントに叩き出せる、女性にとって非常にありがたいはずの仕事なんです。
この話を読んでいくと、俄然興味が湧いてくると思います(笑)
僕は女性のあなたに、自分の足で立つ、自立をしてもらいたいと思っています。
すでにそういう活動をしてきています。このライブチャットの事業も、その一環みたいなものです。
僕も自分で経験があるのでよく分かるんですが、月収20万円の人は、月収30万円とか40万円になったらいいなと思っているんです。
手取り月収30万円になったら、万々歳なんです。
多分そこにはたどり着けないと何となく思いながら、手取り月収が40万円になったら、もう何もいらないとか言い出すんです。
甘いです。
月収30万は、月収20万円と大差ないんですよね。
続きはまた次回。
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強い動機がない。だからもう要らないとなってしまう。とてもわかります。もっと言えば、自分ではそんなこと思ってると気づいてすらいなくて、Kさんに形にしてもらって気づくという感じです。
でも、勉強し続けるということが普通になると、それではもったいない気がします。
月収20万円台です。
自分がこのくらいの金額を稼ぐようになって、改めてこの記事を思い出しました。
そしてよみかえしたら、ライブチャットのすごさというものを思い知りました。
30万円台はおろか、稼ぐ人は40、50万円台…しかしKさんは、そういう一部の女性たちですらまだ青天井だし、チャット業界そのものがレベル1だとおっしゃる。
自分の世界からは想像しにくいことなので、ざっくりとしかイメージできないのだけど、何やらすごいことが起きていそうだということがわかる。
特に、私が時間とともにジワジワと身に染みるようになったKさんの言葉があった。
それは、親孝行できるようになりますよ、という話。
初めは突拍子もないことだと感じたけど、よくよく考えたらそうだなって。
お金があるだけで、どれだけの問題が解決できるだろう。どれだけ生活の質を上げられるだろうか。心の余裕が持てるだろうか。
幸せな生活のために欠かせないのが心身の健康であって、それを保つためにやっぱりお金が必要だと感じてきました。
特にうちは、持病のある人もいる。
いつかは、いつかはと思ってきました。
でも、イメージがわかない。
いつかは…それは私が独り立ちして時間がたって、もっとたくさんお金をもらうようになって、十分な貯金もできて、それから…というのが大まかなイメージで、それは今も変わりません。
でも、そのいつかはいつでもいいのでなく、自分で決めないとダメかもしれないと感じました。
もう一人、健康面で心配だと思っている人がいます。
でも、怖くて病院に行けない。
まぜなら、それがわかってしまったら、莫大な医療費を払えないから。
知ることの恐怖だけでなく、根本的にはお金の問題がある気がする。
だからと言って、チャットを「金のなる気」みたいな位置づけに置いていては、いつまでもレベル1から抜け出せないのだろう。
また、このシリーズを読み返しに来ました。
初めてこのシリーズを通しで読んだときは、ジワジワと心に来るものがあったのを覚えています。
当時は何となく夢があるなと思ったのですが、今はまた違う景色を見ています。
なるべく遠くをみることを意識しています。
それでも、目の前のお金や生活、気持ちよい生活を意識せざるを得ないときもありますが。
長い目でみたら上向いていると思える努力をしたいです。
ずっとずっと、お金で苦労している。。いまもやっと落ち着けるかなぁと思ってた矢先に、自分にとっては莫大なお金が必要となってて。。涙。
このシリーズ読み返していました。いまの自分にとっては、到底夢のような、しかし、現実に味わってみたい!という思いも強くて。。
ああ。。どなたか、ノンアダルトチャットモデルとしてすでに、悠々とこの域で、生きていらっしゃる方の現実を聞いてみたいなぁ。。(切実!)
東洋経済オンラインの記事で、「貧困に喘ぐ女性の現実」という特集を見つけました。
Kさんの書かれた月収50万シリーズは私の中に色濃く残り続けており、特に心に焼き付いたのが
「日本の女性の大半は、最早貧困状態である」
という言葉です。
このシリーズは何度も読み返しているのですが、その本当の意味をまだまだわかっていないと感じました。
この特集は、中村さんという男性記者が、取材依頼のメールをくれた女性のもとへ行って、現在の暮らしぶり・生い立ち・なぜ貧困に陥ったのかをひたすら聞きとるというものです。
45記事中、専門家との対談記事2つは省くと、計43名の貧困女性にインタビューしていることになります。
読んでいて漠然と感じた共通点がありました。
①9割くらいの女性が身体を売っている
②7割くらいの女性が、精神を病んでいる、もしくはその傾向がある。(障害者手帳を持つ方・子供に抱える方も含めて)
③高確率でシングルマザーであったり、DVを受けたことがある。
④毎月生きていくためのお金が、あと数万円足りていない。
もっと細かく分けられますが、ざっと見るだけでもこんな感じでした。
やっぱり驚いたのが①でしたね。
日本のすべての女性というわけではないですけども、たとえ一部だとしてもあまり他人事に思えませんでした。
中村さんは、性風俗産業のことを、「貧困女性の最後のセーフティーネット」と呼びますが、最近はもう、それもあまり機能していないそうです。
バブル時代のころと違って、リーマンショック以降風俗界も景気はよくありません。「昔と違って、裸になっても生きていけない」と言っていました。
私はまず、これを知りませんでした。
大きく稼げるものだからいくのだろう、くらいに思っていました。
取材女性の中には、面接に行くもどこも雇ってもらえない。
見た目や年齢ではじかれてしまい、違法店でしか雇ってもらえなかったという人がたくさんでてきます。
特に凄まじいのが、沖縄県の栄町社交街でのエピソードです。
地方ならではの雇用の問題と女性を搾取する貧困ビジネスという2つの問題が見える場所です。
ここの旅館で夜、体を売る女性たちがいます。違法にしか雇ってもらえないような人たちです。沖縄の貧困女性がほんとうに最後にたどり着くような場所。みんな闇金の債務者です。彼女たちが務めをする時間、旅館の脇に取り立てのバイクが並びます。そして頃合いを見て、たった今体で稼いだお金が、そっくり闇金に回収されてしまいます。これが毎日続くそうです。
他にも、沖縄のキャバクラで働く若いシングルマザーが、毎月手取り17万程度でギリギリで命をつないでいる。精神的につらくて子供を虐待してしまう。とか、都内で真面目に司書として働く30代の女性が5年の雇止めに絶望する。とか、いろんな話がありました。
また、登場女性たちの月収の低さに驚きます。Kさんの言う通り「10万円台」の人ばかりでした。
読んでいけば、日本の全てのことはわからなくとも、少なくとも、富裕層とそうでない人の差があまりに広いこと。
チャットと風俗は全く安全性も稼ぎやすさも異なるものだということ。
手取り10万円台の女性がかなりいること。
という、Kさんが様々な記事の中で言っていたことが、ひとつひとつ当たっている感じを実感できました。
Kさん違っていたらすいません。
これらの記事は、多少センセーショナルに書いてあるものもあるかもしれませんし、極端な事例もあるかもしれませんが、他人事思わず参考にすべきだなと感じました。
というのも、実は気づいていないだけで、私自身もいつ何がきっかけで貧困層に落ちるかわからない、と感じたからです。
そのくらい隣りあわせなものであり、だからこそ今見つけているチャットというものをまじめにやって、基盤を作っておくべきなんだなと思えました。
この特集を読みながらもう一つ考えたのは、「この女性たちが本気でチャットに打ち込んだら、貧困から抜け出すことができるのではないか?」ということです。
そう見える女性がけっこういました。
例えば、幼い子供を抱えてキャバクラで働くシングルマザーとか、3人の子供を抱えて1000円の事務パートでギリギリ生きているシングルマザーとか。高学歴で働く意欲はあるのに、自身が抱えた疾患のために通勤することができず苦しい思いをする女性とか。
④に書いたように、極端にお金が足りない人よりは、「まずは、あと数万円足りない」、みたいな人が多く見えました。
そういう方たちがもしチャットに本気で取り組むことでその金額を上回る報酬を稼げるようになれば、精神衛生もよくなり、そうなることで生活も前向きにまわり、心を病んでいる場合も緩和されるようなことがあるのではないかな?とか。もしそうなればもっと仕事にも集中することもできて、さらに経済的に豊かになれる好循環にのれるのかな、とか。
もしかしたら、Kさんはただ女性に稼いで豊かになってもらう、というだけではなくて、こういう風に苦しむ女性たちのセーフティーネットしてもチャットを真剣にやってほしいのかな、とか。
何にせよ、Kさんはもっと人生を真剣に考えてくださいって記事で言ってるから、やっぱり私はもっともっと自分の人生と向き合って、今できることをずっとやり続けるのが大事なんだな。
こういう記事を他人事とおもわず、自分は当てはまっていないかとか、考えていきたいなと思いました。
長くなっちゃったぜ。