ライブチャットを科学する(3):クリック率の真実
こんにちは。
Kです。
科学シリーズの第2回目「クリック率」の続きです。
たくさんコメントを頂きました。有用な回答がかなりたくさんあったので、本当はそれらを全て紹介したいところなんですが、今回は一つに絞ることにします。
けいこさんのコメントです。
一度もチャットのサイトも見たことなくて、チャットをやったことすらない旦那に選んでもらうことにしました。
3つのサイトで選んでもらったのですが・・まず女性の画像をざっと見つつ、加工というのでしょうか? 明らかに顔などの画像をいじって作っているような女性へは嫌悪感を示していました、ようするに、『嘘の顔、作られた顔』と見てわかるようなものはまず外しているようでした。「なんじゃこりゃ? なんじゃこりゃ?」と言いながら・笑
次に、目が見えていないとか、口元が見えていないとか、これじゃよくわからないなー・・などとこういう女性も外していました。(私もコレに入ってるのにーと思いつつ・汗)
その次に、吟味してて、やっとこの女性! と決めた人は、画像加工などもしていない、化粧もシンプルで薄化粧の、普通に見える顔出し画像の女性でした、いかにも旦那が好きそうなタイプでした。
2つ目のサイトでも、顔だししている女性の中から選んでいたようで、同じような普通の雰囲気の女性をひとり選びました。
3つ目のサイトですと・・クリックしたいと思える女性がひとりもいないと言いました。
結局結果から、一部でも顔を隠してる人はまずは除外していた、顔出ししている中から、より自分の好みの女性の顔を探していたようでした。
なので、顔出ししていた女性がたとえ沢山いたとしても、自分のタイプがいないと見向きもしないというのが、結果だったのかもしれない・・と思いました。
やはり・・クリックの最初のとっかかりは、男性それぞれ本人の好みによるところが大きいのかもしれないと思いました。
外見要素から見ているのがとてもわかるなーと傍から見てて感じました、コメントがひとつりずつ書かれてることについては、どうも?気付いていなかったようで、そこはあえて今回は触れることはしませんでした。
だけど、目的によっては選ぶ女性は変わるかもとも言ってました、アダルト目的だったら別の女性を選んでたかもしれないと後から言ってたので。
面白いですねえ。非常に面白いです。
このコメントの中にいろんな情報が含まれています。
「一人だけを選ぶ」という前提で選ばせているからなのかもしれませんが、選ぶのに相当に迷うということがまず分かります。
実は男性は、手当たり次第クリックしまくっているわけじゃないんですよね。
そういう人ももちろんいるでしょうが、おそらくごく一握りの猛者です。
ごく普通の、一般的な男性のお客さんのほとんどは、手当たり次第にクリックしないわけです。
特に興味深いのが、
「3つ目のサイトですと・・クリックしたいと思える女性がひとりもいないと言いました。」
という意見です。
別にクリックしてもお金は取られないんですよね。
でも、クリックしない。
興味をそそらないものは、たとえ無料でも見ないんです。
顔出ししている方がクリックされやすいというのは、傾向としてはもちろんあります。
僕も顔出ししている人で、ぱっと見てかわいいと思ったら思わずクリックしてしまうことはよくあります。
顔出しするのかしないのかというのは、永遠のテーマのようなものです。
僕はプロフィールの写真で顔出しすることを推奨はしていませんが、実際のところ顔出ししている方がヒット率が高いのはまず間違いありません。
顔出ししなくても表情を連想させる写真を作り出すこと自体はできるので、そこを追求していくというのも一つの手です。
「顔出ししていた女性がたとえ沢山いたとしても、自分のタイプがいないと見向きもしない」
これも非常に興味深い考察です。
実際にその通りで、顔が見えているということは、味が連想できる料理と同じでもあり、嫌いな料理だから選択肢にすら入らないというわけです。
顔出ししている方がヒット率は高くなる。ただし、顔の好みで事前に除外する人が出てくることも考慮に入れておく必要があるということですね。
あまり大きな特徴がなく、客観的に見てきれいに見える女性であればあまり気にする必要はありませんが、特徴的で好みが分かれる顔立ちをしている女性の場合は、あえて隠して連想させる方を選ぶ方がいいとも言えます。
実はこのクリック率のテーマで、特に注目して欲しかったのは、「クリックしない条件」でした(^^)
もしかしたら問題を考えているうちに、このポイントに行き着いたかもしれませんね。
クリックされるということは、クリックされない条件から外れているということなんです。
クリックされるにはどうしたらいいかと考えるのは、インターネットマーケティングでは避けて通れない課題ですが、ライブチャットの場合は楽です。
クリックされるにはどうしたらいいかと考えるよりも、クリックしたくないと思われないようにするにはどうしたらいいかと考えるだけで済むからです。
相手が男性のお客さんの場合、ライブチャットに出ているすべての女性は基本的にはほとんど例外なく興味の対象になり得ます。
そうであるにもかかわらず、なぜクリックされる人とされない人に分かれるのかと言えば、クリックしたくない条件に合致する人がいるからなんですよね。
インターネットマーケティングでクリックしない理由は、興味がないからです。
ライブチャットでクリックしない理由は、嫌悪感があるからです。
興味がないことはないんですよね。何しろ、出演しているのは女性なんですから。
無意識のうちに、プロフィールの写真やひと言メッセージなどから嫌悪感を与えるような状況を作り出してしまっている可能性があることを考えると、それを取り去っていくだけで状況はすぐに改善できることが分かります。
「吟味してて、やっとこの女性! と決めた人は、画像加工などもしていない、化粧もシンプルで薄化粧の、普通に見える顔出し画像の女性でした」
つまり、普通なんです(^^;)
変な細工をせず、一つのポートレート写真として綺麗に撮れていれば、それだけで十分だということです。
逆に言えばこの条件を満たせていない人が多いから、クリックするのに困るんですよね。
僕もこの仕事をし始めてからもう何年も経つのに、チャットのサイトを眺めていて、用もないのにクリックすることは未だにほとんどありません。
時間がもったいないので。
「何か綺麗だな」「なんかかわいい」と思えれば、それで十分なんです。
僕は顔出ししないことも一つの魅力だと思っているので、少しバイアスがかかっている可能性はありますが、顔が隠れていても表情が分かる写真であればクリックしてしまいます(^^)
画像に関して言えば、最低限の普通の基準をクリアしてしまえば、一気にクリック率は跳ね上がる可能性があります。
次回は、プロフィール写真以外の点についても考察します。
コメント
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Kさんの
用もないのにクリックはしない、
時間がもったいないので
と言う言葉にハッとしました。
メンズガーデンのキャストは少ないので
みんな見てから決めるだろうと、タカをくくっていたのですが、男性にかかわらず誰しもこの感覚はあるかもしれないと思いました。自分も、そう言われればそうだと思いましたし。
そこで写真で判断されるもの
(´-`).。oO
考えついたのが
「お見合い写真」
です。
調べてみると、婚活サイトもライブチャット同様にサムネ画像がズラー!っと並んでるようで。
笑顔が素敵で、清潔感がある自然な写真のクリック率が高いとのこと。
今の私のサムネ画像は堅物イメージからの待機映像てギャップを、などと考えていたのですが。
もっとシンプルに考えてみてもいいかなと思いました。色々と実験してみたいと思います。
私もアングルを探して顔出し写真を使ってみたりしてみます(^^)
その中でも暗い写真は使わないとかこだわっている部分はあります
顔出し写真を使ってみてわたしの打率、クリック率を知ることから始めたいです^_^